著書

平井靖史の著書・編著・分担執筆・翻訳の一覧。

単著

『はじめてのベルクソン 時間をひらく哲学』書影

はじめてのベルクソン——時間をひらく哲学

講談社現代新書、2026年 | 講談社の紹介ページ

予定に追われる日常、ふいに蘇る記憶、まだ決まらない決意。それらをあらかじめ在るものとしてではなく、それぞれの時間のなかで少しずつ生まれ、折り合い、かたちを変えてきたものとして捉え直す入門書。読み終えたとき、時間についての感じ方が少し変わっているように書きました。

『世界は時間でできている ベルクソン時間哲学入門』書影

世界は時間でできている——ベルクソン時間哲学入門

青土社、2022年 | 青土社の紹介ページ | 特設ページ

ベルクソンの持続の多元論を、マルチ時間スケール(MTS)解釈として現代的・中立的な用語で再構成した入門書。時間理論と運動記憶による空間の再定義を掛け合わせることで、意識・知能・自由といった現代的な問題を捉え直します。

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編著・共編著

『ワードマップ ベルクソン 諸学と協働する哲学』書影

ワードマップ ベルクソン——諸学と協働する哲学

村山達也・平井靖史・三宅岳史・伊東俊彦・酒井泰斗編、新曜社、2026年 | 新曜社の紹介ページ

予備知識なしで読み通せるベルクソンのガイドブック。四つの主著ごとに章を立て、問題関連図・著作概要・学術的背景・キーワード解説の四点セットで構成しました。ベルクソンが同時代の心理学・生物学・物理学から何を汲み、そこに何を返したのかがたどれます。

『時間を哲学する 思考のためのツールボックス』書影

時間を哲学する——思考のためのツールボックス

平井靖史編、慶應義塾大学出版会、2026年 | 慶應義塾大学出版会の紹介ページ

観点・領域・時制・時間経験・アスペクト・様相という六つのレンズを道具立てとして整え、ジェイムズ、フッサール、ベルクソン、ホワイトヘッド、ハイデッガーらの時間論を同じ土俵で読み比べられるようにした本。第I部で概念を解説し、第II部で実際の読解に使ってみせる構成です。

『〈持続〉の力 ベルクソン『時間と自由』の切り開く新地平』書影

〈持続〉の力——ベルクソン『時間と自由』の切り開く新地平

平井靖史・藤田尚志編、書肆心水、2024年 | 書肆心水の紹介ページ

ベルクソンの第一主著『時間と自由』を正面から扱う論集。バリー・デイントン、アレッサンドラ・カンポら国内外の研究者とともに、持続・強度・自由の問題群を現代の時間哲学の水準で掘り直します。『物質と記憶』三部作に続く、拡張ベルクソン主義シリーズの一冊。

Bergson's Scientific Metaphysics: Matter and Memory Today 書影

Bergson’s Scientific Metaphysics: Matter and Memory Today

Yasushi Hirai (ed.), Bloomsbury, 2023 | Bloomsbury の紹介ページ

2015年の『物質と記憶』国際シンポジウムを出発点とする英文論集。

『ベルクソン思想の現在』書影

ベルクソン思想の現在

檜垣立哉・平井靖史・平賀裕貴・藤田尚志・米田翼著、書肆侃侃房、2022年 | 書肆侃侃房の紹介ページ

『時間と自由』から『道徳と宗教の二源泉』まで、主要四著作を五人の研究者が徹底討議したトークイベントの記録に、座談会とブックガイドを加えた一冊。研究の最前線を、語りことばのまま届けます。

『ベルクソン『物質と記憶』を解剖する』書影

ベルクソン『物質と記憶』を解剖する——現代知覚理論・時間論・心の哲学との接続

平井靖史・藤田尚志・安孫子信編、書肆心水、2016年 | 書肆心水の紹介ページ

Project Bergson in Japan の国際共同研究の成果論集、第1弾。

『ベルクソン『物質と記憶』を診断する』書影

ベルクソン『物質と記憶』を診断する——時間経験の哲学・意識の科学・美学・倫理学への展開

平井靖史・藤田尚志・安孫子信編、書肆心水、2017年 | 書肆心水の紹介ページ

第2弾。時間経験の哲学から意識の科学、美学・倫理学へと射程を広げます。

『ベルクソン『物質と記憶』を再起動する』書影

ベルクソン『物質と記憶』を再起動する——拡張ベルクソン主義の諸展望

平井靖史・藤田尚志・安孫子信編、書肆心水、2018年 | 書肆心水の紹介ページ | PBJのページ

第3弾・完結編。拡張ベルクソン主義の諸展望を示します。三部作の背景と経緯はPBJのページへ。

分担執筆

『繭の記号論 技術をめぐる倫理・芸術・哲学』書影

繭の記号論——技術をめぐる倫理・芸術・哲学(叢書セミオトポス20)

日本記号学会編、新曜社、2026年 | 新曜社の紹介ページ

閉じつつ開かれて変容する繭をモデルに、技術の宇宙論を描く論集。ケアからバイオアート、メディアアート、俳句の韻律論までが並びます。

担当:「記号過程の時間的アーキテクチャ——ベルクソン記号論へ」(pp. 189–216)

『発達障害の精神病理Ⅴ ADHD編Ⅱ』書影

発達障害の精神病理Ⅴ——ADHD編Ⅱ

兼本浩祐・内海健編、星和書店、2026年 | 星和書店の紹介ページ

精神病理学の第一線がADHDの本質に迫るシリーズ第Ⅴ巻。2024年の集中討議をもとに、対象関係や時間経験の観点から、操作的診断の外側でADHDを捉え直します。

担当:第5章「ADHDにおける現在の窓と二人称記憶——ベルクソン時間哲学の観点から」(pp. 113–155)

『貨幣の謎 新型コロナウイルスから解明する』書影

貨幣の謎——新型コロナウイルスから解明する

山﨑好裕・五十嵐寧史・平井靖史・渡辺啓介・倉岡功著、中央経済社、2023年 | 中央経済社の紹介ページ

ウイルスはお金に似ている——パンデミックの経験を出発点に、経済学・哲学・生命科学の研究者が、貨幣・記憶・時間・生命を横断して貨幣の本性を問い直す共著。

担当:第5章「マルチスケール時間構造」(pp. 89–112)

『〈現在〉という謎 時間の空間化批判』書影

〈現在〉という謎——時間の空間化批判

森田邦久編、勁草書房、2019年 | 勁草書房の紹介ページ

物理学者と哲学者による討議型論集。

担当:第6章「「スケールに固有」なものとしての時間経験と心の諸問題——ベルクソン〈意識の遅延テーゼ〉から」。MTSという名称を最初に用いた論文です。

翻訳

ベルクソン『時間観念の歴史』書影

ベルクソン『時間観念の歴史——コレージュ・ド・フランス講義 1902−1903年度』

共訳、書肆心水、2019年 | 書肆心水の紹介ページ

新発見の口述筆記記録にもとづく講義録の翻訳。

ベルクソン『記憶理論の歴史』書影

ベルクソン『記憶理論の歴史——コレージュ・ド・フランス講義 1903−1904年度』

共訳、書肆心水、2023年 | 書肆心水の紹介ページ

前年度の講義に続く、記憶をめぐる理論史の講義録。

ベルクソン『意識に直接与えられたものについての試論』書影

ベルクソン『意識に直接与えられたものについての試論』

合田正人・平井靖史訳、ちくま学芸文庫、2002年 | 筑摩書房の紹介ページ

『時間と自由』の名でも知られるベルクソンの学位論文の全訳。


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